社労士試験科目ナンバーワンの難解法律
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厚生年金保健法は、古くはブルーカラー(現場労働者)に対する労働者年金でしたが、時代を経るごとにその適用範囲を広げ、今では一般的な会社員、船員、民営化されたJRやNTTの旧公社などにも適用されています。自分の報酬に応じた報酬比例型年金で、国民年金の2階部分(上乗せ)とされています。国民年金は定額の保険料ですので、そのシステムには違いがあります。ざっくり言うと、厚生年金保険法では給料が多いほど年金保険料も多くなり、その分将来もらえる年金保険給付も多くなるというものです。
厚生年金保険法の出題傾向としては、法律本則、施行令、施行規則のみならず、附則からの出題が目立ちます。特に老齢厚生年金の理解が、合否の鍵を握るといえるでしょう。厚生年金保険法は、国民年金法や健康保険法と似た規定や重複の部分が多いので、国民年金法と健康保険法でしっかりと基礎固めをしてから、学ぶようにしてください。厚生年金保険法独自のわかりにくい規定(経過措置や特例措置)といったものがこの科目を難しくしていますので、こういった部分は後に回しても良いと思います。国民年金法の項目でも述べた通り、各スクールの年金法講座などが非常に役立ちます。
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