最もお世話になる法律だが近年難化傾向
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健康保険法は、社労士試験の出題法律の中でも最も私たちの身近な法律です。私たちが病院などで診療を受ける際に、健康保険証を出すと治療費を通常3割しか負担しなくて良いということは皆さんご存知の通りです。これは私たちが健康保険法の被保険者であるからということになります。大正時代に成立した法律ですので、社労士に関連した法律では最も歴史が古いことも特徴です。やや言い回しは古い部分が残っているものの、馴染みのある規定が多く見受けられます。
健康保険法は、社労士試験でも基本的な部分が問われることが多く、非常に受験生としては得点源の科目でした。ただしここ数年は難易度の高い問題が多くなりました。たとえば平成16年の選択式では高額療養費を計算させる問題が出題されて、選択式試験では初めて、科目別基準点が 1点に引き下げられるということになりました。比較的択一式ではそういった高難度の問題は少ないですが、以前に比べて少し難しくなってきていますので、過去問をベースにしっかりとした知識を得ていきましょう。厚生年金保険法と似た規定が多いので、紛らわしくなることもありますが、徐々に理解が進むとそういったこともなくなってきます。
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