近年、若い世代(特に大学生や専門学校生)の資格取得へのニーズが増加しています。最たるものは司法試験です。大学の時から一生懸命勉強して、なるべく早く合格するといった法学部の学生も多くなっています。社労士も同様に、興味を持った若い世代が早めに資格取得を志すというケースが見られます。依然として厳しい就職戦線、景気不安、学歴・キャリア偏重の中で、少しでも自分のポテンシャルを高め、キャリアを早いうちから積んでおきたいという思いの表れではないかと言われています。
学生は比較的時間に余裕があり、勉強することに抵抗がない(受験というイベントにブランクが少ない)ので、社会人や会社員に比べて社労士試験において優位であることは間違いありません。ただし、社労士試験に限っていえば、難易度の高まりによって、資格スクールを活用して合格レベルまで学力をアップさせるというのが一般的になっていますので、学生で1人暮らしの方は毎月のやりくりの関係で資格講座を受講することが難しい場合もあり、社労士の勉強をするときは完全に独学となってしまいがちです。さすがにこれでは初めて受験する方にはちょっと厳しい条件です。大学ではエクステンションセンターや公開講座などで学内で資格取得の支援をしてくれるところがあります。また、月刊の雑誌「社労士V」ではCD講座を販売しています。こういったものは2〜3万円という価格で済みます。一般的に社労士の資格講座は15万円以上というところが多いので、まずはこういった格安の教材などを利用して難解な法律に対して親しみを覚えること、広く浅く社労士の受験知識を入れていくことが非常に重要です。ある程度概略を理解したら、市販の問題集を中心に、演習を徹底的に行いましょう。
